認知症を予防するスマート脳の作り方!ワーキングメモリーを強化する、頭を鍛える脳トレアプリ7選

アプリを使った脳トレ効果については、賛否両論です。
かつてはコンピューターゲームが知力を低下させるといった説もあり、アプリを使った脳トレについても同様に考えられるむきもありましたが、それは違うようです。
アプリを使った脳トレ効果について断言はできないのですが、筆者は肯定派です。
ということで、、、
ここでは、頭を鍛える脳トレアプリを7つご紹介します。

内容

1. Lumosity

Lumosity: 毎日の脳トレゲーム

Lumosity: 毎日の脳トレゲーム
無料
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世界最大の脳トレサイトLumosityのアプリ版です。
かつては誇大広告で賠償金を請求されるなどあり、イメージが良くなかった時期もありましたが、さすがに世界最大の脳トレサイトだけのことはあり、プレイの内容が豊富でオススメのアプリです。

価格は無料ですが、有料のプレミアムコースへの誘導などが激しく、それだけが悩ましいところです。ですが、これだけ多くの脳トレエクササイズの開発には相応のコストがかかっているのでしょうから、それもやむ得ないのではないでしょうか。

このアプリの中では、ひとつひとつの脳トレエクササイズのことをワークアウトと称しています。(余談ですが、、、脳トレを英語で言えば、’Brain Training’とか’Brain Workout’となりますが、Trainingの方はあまり使われないようです)

このアプリの中には、多くのワークアウトがありますが、そのほとんどが有料となります。ですが、「今日の無料ワークアウト」と称して、毎日、無料でできるワークアウトを公開していますので、まずはこちらで試してみてはいかがでしょうか。

2. N’バック 10

N'バック 10

N’バック 10
¥240
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Nバック課題を用いた脳トレアプリです。ワーキングメモリーを鍛えて、記憶力を強化するためには、オススメです。物忘れの防止にも役立ちそうです。

他の脳トレアプリに比べると、遊び心が小さく無味乾燥な印象ですが、その分、本格的な脳トレになりそうです。介護、看護の作業改善を期待して、いくつかの医療機関で、この「N’バック 10」アプリを使った研究が行われているようです。

「N’バック 10」では、その名の通り、10’バックまでのNバック課題を行うことができます。(「N’バック 10」には、無料版の姉妹アプリもありますが、こちらは2’バックまでで、広告も入っています)

「N’バック 10」には、フラッシュ、スロー、ステップと3つのモードがあります。特にフラッシュでは、慣れてくると結構気持ち良く感じられるようになります。フラッシュの速さに慣れるまでしばらくかかりますが、ここは少し我慢です。エクササイズの後は、頭がすっきりしたような気がして爽快です。楽器などでリズムを刻む時の気持ち良さに似ているようにも思えます。

フラッシュは、一瞬現れる図形を記憶していくもので、次の動画はフラッシュのものです。

*Nバック課題は、50年以上前に紹介されていて、脳科学や心理学の分野の方々にはポピュラーなワードとなっています。

3. キャンディークラッシュ

キャンディークラッシュ

キャンディークラッシュ
無料
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キャンディークラッシュが脳トレ?
パズルゲームの脳トレ効果には、賛否両論ありますが、筆者の思いとしてはYESです。

キャンディークラッシュは、世界中で非常によく知られている、パズルゲームの王様です。凝ったデザインや豪華なアニメーションが秀逸です。実際にやってみると、心地よい爽快感が感じられました。

もし、パズルゲームの脳トレ効果に対して否定派の方であったとしても、楽しいゲームですので、やってみる価値はあります。

ただ、面白くて、のめりこみやすく、アプリ内課金への誘導も多くありますので、お金の使いすぎには注意が必要です。

4. ファーボ – Favo!

ファーボ - Favo!

ファーボ – Favo!
無料
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同じ色をつなげていくパズルゲームです。

たくさん繋げれば繋げるほど、後に加算されるスコアが増えますし、まとめたときに空くスペースが増えます。といっても、イメージしづらいですね。ぜひ、実際にやってみてください。
操作方法は直感的ですし、使い始めには、さりげなく操作のガイドもしてくれますので、取っつきやすいです。単純なゲームではありますが、けっこう没頭できます。キャンディクラッシュのような爽快感はありませんが、エクササイズの後には心地よい達成感のようなものが待っています。

画面上には、いろいろな数字が表示されていて、意味合いがわかりづらく、これだけは難点といえますが、無視していれば問題ないようです。筆者は、最上部に表示されるスコアだけを追いかけてエクササイズしています。

アプリ内課金もありますが、基本的には無料でプレイできるアプリです。

5. Fits パズルゲームで頭の体操

Fits パズルゲームで頭の体操

Fits パズルゲームで頭の体操
無料
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決まった領域にいろいろな形のブロックを並べて埋めていく、シンプルなパズルゲームです。実際のパズルゲームとしても古くからあるものですが、これはコンピュータゲームですので、パターンが非常に豊富です。ものすごく簡単なパターンから頭を悩ます難易度の高いパターンまで多くのパターンが用意されています。このへんが、コンピュータゲームのメリットですね。

単純なサウンドではありますが、BGMに凝っているところも良いです。(人によっては、むしろ邪魔に感じるかもしれませんが、これは好みの問題でしょうか)

こういったパズルゲームでは、自動ロックを抑制して表示を消さないようにしているアプリが多いのですが、このアプリではそうなっていません。もし気になるようでしたら、システム設定で自動ロックを切るか、設定時間を長くしておけばOKです。iPhoneの場合、「設定」から「画面表示と明るさ」を選択すれば「自動ロック」の設定が行えます。(OSのバージョンによって設定方法が異なることがあります)

難点は、広告が多すぎるところです。無料アプリですので、開発費を捻出するために止むを得ないということはわかるのですが、それにしても多すぎるように感じます。もう少し、改善してもらえればありがたいのですが、、、、、

6. 四角い頭を丸くする2 – IQ・PQ・アハ体験の脳トレテスト

四角い頭を丸くする2 - IQ・PQ・アハ体験の脳トレテスト

四角い頭を丸くする2 – IQ・PQ・アハ体験の脳トレテスト
無料
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これは、ちょっと毛色の変わった脳トレアプリです。

アハ体験と、かしこさに関わる問題とヒラメキに関わる問題の3種の脳トレがセットになっています。

アハ体験はよくある脳トレで、他にもいろいろなアプリがありますので、毛色が変わった脳トレというわけではありませんが、他の2種類の脳トレがかわっています。生真面目すぎると解けないような、トンチ問題のようなクイズが多く用意されています。

7. サンドパイル

サンドパイル

サンドパイル
無料
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連鎖系のゲームアプリですが、けっこう頭を使います。

操作はシンプルで数字を選んでタップしていくだけなのですが、長い連鎖を起こしてスコアを上げるためには、タップする順番を考える必要があります。

タップする順番を戦略的に計画するのには、将棋や囲碁のような先読みの思考が必要です。
ですが、直感で行うことも可能です。お椀一杯の米粒の数をひとつひとつ数えるのは大変ですが、大体の数であれば直感でわかり、達人ともなれば、かなり正確な答えを出すことができます。それと同じように、慣れるに従い直感に磨きがかかり、小さなタップ数で長い連鎖を発生させることができるようになります。

戦略的にプレイ? それとも直感でプレイ?
筆者は、直感派です。

サンドパイルという名前は、複雑系の数学用語から取られています。このアプリは、連鎖反応を生み出す臨界点を作り出して、次の一手で一挙に崩壊していく連鎖を楽しむもの、といえるのかもしれません。といってしまうと、小難しいアプリに聞こえてしまうかもしれませんが、そんなことはなく、むしろシンプルなアプリですので、ご安心を。